16歳の春、ぼくは高校を辞めた。

ぼくは高校を辞めている。

 

別に暴力事件を起こしたとか、引きこもりだったとかではない。

むしろ成績はよかったし、生徒会副会長もやっていた。とても充実した高校生活を送っていた。

 

じゃあなんで高校を辞めたのか。

 

それは、日本の教育ぜってーおかしいと気付いてしまったから。

 

 

日本の教育はどこか本質からずれている。

小学5年生から高校3年生まで8年間も英語の勉強をしているのにまともに会話すらできないなんてやり方が悪いに決まっている。

 

現に高校を辞めてから留学したり、独学で勉強したら、それなりに会話ができるようになった。

というか今では英語はただ伝わればいい、それよりもコミュニケーション能力だったり、技が大事だと考えている。英語が話せたって、中身が伴っていなければかっこよくない。先に教養が必要だ。

 

キレイな発音だとか正しい文章も大事だけど、それよりも気持ちを言語という共通認識を介して伝えることが根本にあることを忘れてはいけないと知った。

 

多くの学校は失敗は悪というか、挑戦できない環境が整っている。

正解至上主義というやつだ。

 

他の国に比べて授業中に手を挙げる奴、意見する奴が圧倒的にすくない。

挑戦する奴より、失敗しない奴のほうがかっこいい風潮が漂っている。

 

それに勉強は嫌なものだというイメージが強すぎる。教師も勉強の楽しさより、勉強しないと将来大変だという恐怖をあおってくる。意味がわからない。

 

そりゃ勉強嫌いだっていう子が多いわけだ。勉強好きって言うと変な目で見られるのがまじで意味不明だ。

 

別にみんな悪気があるわけじゃないのは知っているし、いまの日本の教育がGHQだのアメリカの策略が多少なりとも絡んでいることも理解はしている。

 

でもぼくは意志が揺らぐとまったく力が出せないタイプなのだ。

ちょっとでも疑問を抱いたら学校の勉強なんてやる気が失せてしまう。

そうして充実した毎日に芽吹いた疑問の種は日に日に成長していった。

 

 

こんな負のスパイラルからどうやったら抜け出せるのか?

 

それは簡単だった。はじめに大きな決断をしてしまえばいい。

そうしたら、覚悟が決まる

 

それで、ぼくは学校という環境を抜け出すことを選んだ。

そして旅をした。

学校を辞めたおかげで、ぼくは広い世界を知ることができた。多種多様な人に会うことができた。

数えきれないほど失敗したし、恥もかいた。

(タオル1枚でホテルの階段駆け上ったときはひやひやした。下手したらわいせつ罪だ。まじでオレの浴衣盗んだ奴誰だよ。)

悩みに悩んでスランプにもなった(タオル事件のことでじゃないよ)。

 

 

それでも学校を辞めてよかったと心から思う。

誰かの敷いたレールを降りて、自分で道を切り開くことは楽じゃない。

楽じゃないけど、ちょー楽しい。

 

楽しくて仕方がない。

 

16歳のときの高校を辞めて、もう18歳になった。

大学にも合格して、相変わらず旅をしている。

そろそろ自分の力でどうやって世の中にいい影響を与えて、お金という価値を得るかを考える段階に入った。

これからもっと楽しくなる。

自分の成長が楽しみで仕方がない。

自分の育成ゲームだ。

 

高校を中退するという選択肢は有りだ。

そして時として高校を中退した方がいいときもある。

 

ぼくがそれを証明した。

もしあなたが高校を辞めたいと思っているなら、ぼくのような選択肢があることを知っておいてほしい。

もしあなたの周りに高校を辞めたいとか、勉強に悩んでいる人がいたら、ぼくのような選択肢があることを伝えてほしい。

 

人生なんて案外どうにでもなるんだ。

書き記した点がいつどこで繋がるかはわからない。

でも必ず繋がる。

そう信じて生きているから。

4 件のコメント

  • 初めまして。

    高校中退を考えている者です。
    やはり高校を中退するというのは社会的に悪い印象が付いてしまうのが怖いです。
    学校に行くのも怖いです。

    私は大学に行きたいと思っています。
    とっくん様は大学受験の勉強をどのようにされましたか?

    親にどのように話したら理解してもらえるでしょうか?

    いきなり質問ばかりすみません。

    • はじめまして!
      コメントありがとうございます。嬉しいです。
      いまのぼくが答えられることを、言わせてもらいますね。

      そうですね。「社会的に悪い印象」というのが、どの社会での印象か、によるかもしれません。
      もちろんぼくも日本に住んでいる一億人の中で高校を辞めたことに対するイメージを+か-どっちと捉えるかと聞かれたときに、-と捉える人が多いとは思っています。
      でも嬉しいことにぼくは高校を辞めて2年が経っているのですが、悪い印象にとらえられたことが3度くらいしかありません(胸の内ではわかりませんよ。でも大抵面白がってくれます。)。1000人くらいは会ってお話しているのですが。

      社会って言っても、全人類相手にする活動をしない限りは「どんな人に好かれたいか」だと思います。
      ぼくは高校を中退したという事実だけでぼくを判断する人に好かれてもあんま嬉しくないので、社会的に悪い印象はどうでもよかったです。言い方を変えるとその-なイメージくらい背負って生きる覚悟はありました。

      大学は、ぼくが通っているBBT大学の入学試験はこれといって勉強を必要とするものではないので、してないです(HP見ていただければわかると思います)。
      高卒認定試験の勉強は参考書とかを買って独学で。

      親御さんへの理解は、
      色んな方がいるので一概には言えないですが、お互いのメリットとデメリットを考えて、譲れないところを探ること。
      お互い「ここが譲れない」っていうのがあると思います。
      そこが明確なら、お互いの譲れないところを満たす条件を提案する。
      どうしても満たせないなら、交渉を放棄して逃げるか、相手に従うか。
      だからぼくは大学に行きました。高校は辞めてもいいけど、大学は一度入学してほしいと言われたので。

      親っていっても同じ人なので、自分にデメリットのある提案をのもうとも思えないですし。
      でも価値観が違うこともあって、自分が絶対譲れないものがあるなら貫くのが自分のためでも、親のためでもあるかなって(調子いいですけど、こっちはこどもなので、「やりたいようにやる権利くらいあるしー」って思ってます)。

      これはぼくの意見なので、「ふーん」くらいに思ってくださると嬉しいです。

  • 初めまして。
    私も筆者さんが高校を中退なさった歳と同じ16歳で、高校一年生です。高校を辞めようと考えております。
    受験の際、私は偏差値が60弱あり進学校に行こうと思ったのですが内申制度という教師共のご機嫌とり紙のせいで偏差値50以下の高校にしか行けないと言われ、仕方なく偏差値45の商業高校へ通うことにしました(商業はあまり内申を見ないので受かりやすいという利点もあったため)。
    しかしそこで、私は底辺高校の実態を目の当たりにしました。英語はb動詞から、地理はプリントを解くだけ等々酷い有様でした。その頃から学歴コンプが生まれ大学は絶対良い所に行こうと決心しました。只、学校の授業がそんななので学校辞めて予備校に通い大学受験をしようという考えが芽生えた次第です。
    それに、友達が出来ずイジメられており、教師は見て見ぬ振りのカスばっかりです。併せて学校までの距離が遠く、毎日電車で40分かかります。
    前置きが長くなりましたが、私が高校を辞めたい理由は4つ、①大学受験の為。②イジメを受けているため。③教師がカスだから。④通学が疲れるため(勉強の効率にも響く)。勿論、親は断固反対でした。親も高卒の為「せめて、高校は卒業しろ」というのです。それにお金がありません。私の決意はほぼほぼ固まっていますが、親がどうしても認めてくれなくて困っております。
    どうすれば親を納得出来ますでしょうか?また、筆者様はどのように両親とご相談されましたか?質問ばかりで恐縮ですが、宜しくお願い致します。

    • はじめまして!
      丁寧に書いてくださりありがとうございます。
      ひとつの意見として、ぼくが思ったことを言わせてもらいます。

      先に質問に関しては、東北さんの意志がもう決まっているのなら、辞めるというのは決定なのですね。
      だったら選択肢は、親を説得して理解してもらって辞めるor無理やり辞めるですね。

      前者だと、「せめて、高校は卒業しろ」というご両親に「辞めてもいいよ」と言ってもらう必要がありますね。
      まず考えるのは、どうしてご両親がそう言うのか。
      それはおそらく、東北さんとご両親自身のためですよね。東北さんに将来楽をしてほしいだったり、自分が心配してしまうのが嫌だからだったり、全然詳しくはわかりませんが、反対するからには原因があります。

      仮にその一番の原因が「東北さんに幸せになってほしい」だとします。
      だとしたら、ご両親は自身が高卒だからある程度その先の想像ができている且つ、ある程度幸せだった実体験があるからそちらを薦める。
      でも、本当に東北さんに幸せになってほしいのなら、現状の苦しさや辛さをもっと伝えたらわかってくれると思います。

      あと人は未知のものが怖いので、自分がどういったことが嫌で学校を辞めるという選択肢をとって、その先どうするか、お金はどうするか、ご両親にしてほしいことはなにかetc…を明確に伝えたら理解してもらえるかもしれません。
      それでもだめだったら感情論です。理屈に耳を傾けてもらえないなら感情をぶつけてみるとか。

      ぼくは辞めてからどうするかしっかり伝えたうえで、「高校は辞めていいけど大学は行ってほしい」という提案ものんで、お金のことやもし失敗したらどうするかとかも話し合ったので、理解してもらえました。
      うちの両親は「大学にいかないと将来大変」という固定観念はある人で、これはぬぐい切れない世代間格差なので、あきらめました。ぼくの第一優先は高校を辞めることでしたので。

      自分がなにを一番求めていて、相手もなにを一番求めているのかはっきりわかると、いいかもしれません。
      それでもだめだったら逃げるように辞めて自分で生き抜くとか。譲れないものがあるなら譲らない方がいいと、ぼくは思っています。結局自分の人生なので。

      あと、東北さんの辞めたい理由は「不快を避けたい」という思いから来ていると、ぼくは感じました。
      人の行動理由は不快を避けたい(エアコンとか)or快楽がほしい(ゲームとか)なので、ちゃんと自分が幸せになれる行動理由も念頭に置いておくと楽しいと思います!(これは最近ぼくが得た教訓なのであまりお気になさらず)

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